10月26日
『高2→将軍』を購入。このソフトを一月も前から予約していて、平日の昼間から喜びいさんで買いに来る私を店員が憧れと羨望のまなざしで見ていたが、
お金を払う段になって、彼女はとうとう私のカリスマに敬服したらしく、特典のトレカをこれでもかとばかりにオマケにつけてくれる。その数20枚。
トレーディングも何も、すでに全部そろっちゃってる気がするんですけど。と言うかデッキが組めそうです。打倒遊戯王。
それにしてもこのトレカ、相変わらず裏に強烈なテキストが乱れ飛んでいて最高。「彼女も落とすし、お城も落とす。
男子の夢の2部構成ゲー、ついに実現!!」「きみの野望を書き下ろせ!」
「電波の届かない時代にいるか
電源の入らない時代にいるため
おつなぎできません」
しかしなんといってもきわめつけは校歌。
1.晴れわたる 青い空
響きわたる 笑い声
ともに学ぼう 自由の園で
ともに歌おう 希望の庭で
高2 高2 高2 高2
忘れられない高2を送ろう
2.燃えあがる 赤い空
駆けのぼる 鬨の声
ひとり行かん 戦国の地を
ひとり挑まん 天下の城に
将軍 将軍 将軍 将軍
歴史に残る将軍になれ
「高2 高2 高2……」も凄いけど、なんかもう2番は校歌じゃなくってるし。「歴史に残る将軍になれ」って一体どういう教育方針?
店員
「よろしければ会員カードをお作りいたしましょうか?」「いや、このカードだけでもう充分です」
11月28日
年末に向けて期待のゲームソフトと言えば、もう何と言ってもPS2の『剣豪』をおいて他になく。『ブシドーブレード』のスタッフが放つ最新作と言えばだいたい紹介は完了するのだが、
なぜ今回は発売元がスクウェアでなく元気なのかという点については各自のご想像に任せたい。
さらに、こないだのファミ通の「今週の一本」において、羽田隆之氏が、「顔のススけたポリゴンのおさむらいさん」
「滝壷の修行で失敗すると、水面にフンドシ姿の尻を浮かせてプカプカ」
「気になる点は (気になってくれ、頼む)」
「……というシステムには緊迫感が感じられたり感じられなかったり人それぞれ」
「実力者の対戦では防御は無意味」
「ブシドー精神ってナニ?」
と、1ページをまるまる使って紹介しているわりには、どう好意的に解釈しても褒めてるようには読めないレビューを展開しておられたのも興味深い。
(個人的にはこのレビュー、特別ゲストとしてぜひバカゲー専科に載せたいぐらいだ)
それにしてもかつてブシドーブレードにあんな高い点を付けたゲーム誌とは思えず、バックボーンというものの大切さを教わったような気がする。
キャラ選択画面の写真では、イラストとまったくテイストの違うポリゴンキャラの顔(そのへんを歩いている普通のオジサンたちから無作為に取り込んだ顔にチョンマゲを付けました、という感じ)
が10人以上ズラズラと並んでおり、当然そこにはキャラの特徴を示す個性付けなどまるでなく、
「……で、どのキャラを選べばいいんだよ」
と、むしろプレイヤーのほうが尋ね返したくなるようなインタラクティブ設計。
しかしそれも当然。 このゲームの価値観は 「ブシドー」 ただ一つなのであり、
各キャラクターの性能も 「ブシドー」 ただ一点に集約されているため、キャラがかぶって当たり前なのだ。
前2作の評判にもまるでめげず、ひたすら己の方向性を曲げようとしないその姿勢は、ある意味でカッコイイとすら思う。それにしても、同日発売する某有名版権物ボクシングゲームと見比べれば技術力は格段に上なのに、何がここまで彼らを 「ブシドー」 に駆り立てるのだろうか。
今の世の中で、いったい誰がそこまで “リアルでシビアな斬り合いの世界” に興味を持つというのだろう。
>「以前から 私達が 興味を持っていた、純粋な日本の格闘を今回 『剣豪』 で実現する事ができました。」
……アンタらかい!自分が興味を持っているから、他の人達にとっても面白いだろうというジャイアンリサイタルぶりも、ここまで来るとただ純粋に感服するしかない。
監修:藤岡弘とか、またいらんことをしてさらに香ばしくなった 「ブシドー」 に期待!
どうかお元気で。
5月8日
今月下旬にカプコンより発売予定の 『バウンティハンターサラ』。
早い話が 『弟切草』 ライクな、サウンドノベルとかビジュアルノベルとか呼ばれる類のゲームで、
シナリオをカプコンお抱えのシナリオ制作会社フラグシップ(代表作がエルドラドゲート)が担当している。
で、その中身はと言うと。
サブタイトルが 「ホーリーマウンテンの帝王」 という時点で麻薬犬なみに訓練されたバカゲーマーは何らかのヤバそうな匂いを嗅ぎつけるところだが、
本名、サラ・フィッツジェラルド。
通称 『デリンジャーのサラ』。
身長170cm。体重?kg。23才。双子座。血液型B型。
白人と東洋人の混血。
‥‥主人公のプロフィールからしてもう糸を引きそうなぐらいベッタベタ。
彼女は近未来都市ネオ・東京No.1の賞金稼ぎであり、ネオ・東京最大のヘブンであるシンジュクに懲役370年の最凶最悪の犯罪者レナード・ガルシアが作り上げた無法地帯 「ホーリーマウンテン」 を‥‥。
すみません、書き写すのも恥ずかしくなってきたんでもうやめていいですか?
映像そのものは美しいが、この全面を覆う80年代テイストは何?
どうやらこのフラグシップのメインスタッフというのがちょうどその年代のTVドラマの脚本などで活躍した方々らしく、その業績や実力を否定するわけではないが、これが果たして今の若者にウケるかと言うと、正直に疑問符を3つぐらい並べるほかはなく。
なんつーか、この程度の世界観を “近未来” と呼んじゃってる時点でアウトと言うか、バッターボックスにゴルフクラブ持って立ってると言うか。 いちおう今、21世紀ですぜ?
そういうアナクロなノリを狙ったんならいいけど、そうでないんならちょっと根本的に考え直したほうがいいんじゃないかなと傍観してたのだが、もう手遅れっぽいなぁ。
同時にサラの右手がすばやく動いた。
そでの中に隠されていたデリンジャー
が油圧仕掛けで飛び出し、右手に握ら
れていた。
このフラグシップやエルドラドゲートやGB版ゼルダの仕掛け人である岡本吉起氏は 漫画 『シャカリキ!』 の大ファンで自らも自転車愛好家だそうだが、いいかげんちゃんとした自転車ロードレースのゲームでも作ってくれませんかね。
その世界的大会であるツール・ド・フランスの権利を某社が取りっぱなしだけども。
(元・某社員でもある岡本氏はこの件でますます某社が嫌いになったそうな。 ‥‥ヤな業界だなぁ、相変わらず)
5月1日
知人にステキさん (仮名) という女性がいます。
あまりに言行がステキなのでたったいま適当に命名したんですが。
「あー、明日ブルーやわー」
「そうですか」
「‥‥聞けよ、理由を」
「はいはい、どうしたんですか」
「明日、メル友と会うことになってんねんけど。
そいつがまた、男のクセにメールに絵文字使いまくるわ、1日に何通もメールよこすわっちゅうキモイ男でね」
「そんな奴と会う約束なんかしなきゃいいじゃないですか」
「いや、 『会いたい』 って言ってくるのをずっとはぐらかしてたんやけど。
こないだ、仕事の休み時間、返事打つのがあまりに面倒くさかったんで、
友達にケータイ渡して『適当になんか返事入れといて』って言ったんよ。
そしたら 『会うのがすごく楽しみです☆』 と本当に適当なメッセージをいつの間にか送信してやがって、あのアマ。
‥‥ひどい話やと思わへん?」
「ええ、ひどい話ですね (全体的に何もかも)。」
「こないだ、宇治川で女子大生がメル友に殺された事件あったやろ?
あんなんなったらどうしよう。 ウチが勝てるのはせいぜい近所のガキぐらいやしなぁ。」
「‥‥勝ったんですか」
「ウチの原チャリにボールぶつけたから、『やめろやガキ! 殺すぞ!!』
って注意したら、それ以降、恐れられるように。 ‥‥だって、ムカつくやん。ねぇ?」
「‥‥‥」
「それから、いっつも団地の階段でデジモンカードで遊んでて邪魔やから、
こっちも毎回毎回カードを蹴散らして通るんやけどね。
最近じゃウチの顔を見ると 『アルケニモン(デジモンの女性型敵モンスター)が来た!』 って叫んで逃げて行くし。
ほんま、子供って何を考えてるかわからんわー」
「それはまた、いいライバル関係が成立してるようで」
「あと、団地の入り口をいつも自転車でふさいでるし。
こっちは毎日毎日それを遠くに投げ捨ててるから、大変やで。
‥‥最近の子供はどういう教育受けてるんやろうな。 親の顔が見たいわ」
ステキさんのデートが上手くいかないほうに2万ザーネ賭けます。
明日だけでなく、今後も。
4月27日
掲示板のほうでメッコールという飲物の名前がちらっと出ましたが、
これは 『変なドリンク』 の代名詞とも言うべきシロモノで、味はコーラを麦茶で割ったような感じ、けっこうよくネタにはされるので名前を聞いたことがある人は多いでしょう。
さて、ここで話は私の中学生時代にさかのぼります・・・ (「・・・」使用)
当時、私が住んでいたマンションにこのメッコールの販売会社の方がいたらしく、町内会の夏祭りの景品として、このメッコールを提供したのです。
いつぞやのマスミさんみたいに、ご近所に対して悪意を抱いていたのかどうかは定かではありませんが、
ええ、私はみごとにクジで引き当てましたよ、メッコール1箱を。 ・・・罰ゲーム?
十字架を背負ってゴルゴダの丘まで歩くキリストのような気分でメッコールを持ち帰った私に対して家族の目は実に冷ややかで、けっきょく私は一夏をかけて段ボールいっぱいのメッコールを一人で処理しました。
何と言うか、軽いネタでメッコールの名前を出す方々とは言葉の重みが違うと言っていいでしょう。
掲示板でぱんちょさんが 「合同結婚式をあげるくらいの度胸がないと一気飲みできない飲み物」 と言っておられましたが、
シンクロニシティというやつか、ぱんちょさんの超人的第六感か、それとも知っておられたのか、
実はメッコールって原産は韓国、ってかズバリ統一教会がバックについてるんですけどね。
これ以上ツッコむと何が起こるかわからないので、強引にそれはさておきますが、前述の販売会社の方、
今にして思えば不良在庫とか現物支給とかいう悲しげな四字熟語が頭をよぎるのは気のせいでしょうか。
しかしそんな事情など知るよしもない当時の私。
そして、いつしか箱の中のメッコールは底をつき、一抹の寂しさとともに私の中1の夏は終りを告げました。
今も瞳を閉じればよみがえる、メッコールとともに過ごしたあの夏の Memories・・・。
We Love McCOL!
4月26日
文庫で今さら、『魁!男塾』 を読み直してみた。
いま読んでみて気付くのは、バトルというものに対するその大らかさ。
最近のバトル漫画の主人公は、ちょっとしたことですぐ 「なんて卑怯な……」 などと口走るが、男塾の登場人物においてはまず毒物使用ぐらいは試合前の軽い挨拶も同然、
ルールというものがあるのかないのか、虫や動物 (猿・カラス・狼・蜂・象・ピラニア・双子の弟など) をいくら使ってもOK。
さらには戦闘中に仲間から武器を差し入れてもらったり、呪いをかけたり、
相手と同じ奥義を実は過去に習得していたり、生き返ったり、塾長が宇宙から降って来たりと、敵も味方もやりたい放題。
この世界においては、何やら大層な奥義名と、民明書房からの引用文を付ければアラ不思議、たとえ核兵器を使用しようが格闘技として認められるに違いない。
「何ぃ〜〜〜〜〜!? あの野郎、某国軍部に連絡してICBMをブチ込ませやがった〜〜〜〜〜っ!!!」
「いったいなんなんだ、あの技はーっ!?」
「こ、これはもしや……! 以前、伝え聞いたことがあり申す!!」
「し、知っているのか雷電〜〜〜っ!!」
……ここで、 「いや、それはもう格闘じゃないだろ」 と誰もツッコミを入れない素敵な世界。
ルール無用のバトルと言えば、最近では 『バキ』 が有名だが、その場所は男塾が十数年前に通過しており、
通りすぎてそのままどこか遠くへ行ってしまったので、ぜひ 『バキ』 には今のポジションのまま頑張ってほしい。
【用語解説:バキ】
週刊少年チャンピオンで連載中の格闘漫画。 死を目前にした5人の男たちの夢をかなえてあげようというハートフル・ストーリー。
……ただし、その5人が脱獄した死刑囚で、自分に勝てる相手を探しているというあたりが少し問題なのだが。
火器・刃物・催眠術・空気などを自在に操る死刑囚に対し、主人公 以外 の武道家たちが立ち向かうという展開で話題を呼んでいる。
なお、タイトルになっている 「バキ」 にはあまり深い意味はないようだ。
『バキ』 の場合はいちおう、相手が常識的な “ルール” から逸脱していることは共通の認識であり、そういった暴力を正当な武力が鎮圧できるか否かというのがテーマなわけだが、
『男塾』 では、そもそも世界観の中にルールというものが根本的に欠落している。 相手が何をやってこようがほぼ全てナチュラルに受け入れてしまうのだ。
思えば近頃、漫画読者の年齢が上がったせいか、そういった大らかな少年漫画を見かけなくなった気がする。
凝りに凝った設定を使った理屈っぽい漫画もそれはそれで面白いのだが、 『キャプテン翼』 『キン肉マン』 などのリバイバルが相次いでいるのには、そういった背景があるのかもしれない。
4月17日
言葉に宿る言霊は時として思わぬイタズラをするもので。
韓国のFF10サイトを機械翻訳にかけると、主人公とヒロインの名前が
ティーダ⇒ ごみである
ユウナ ⇒ 乳や
と変換されると言う事実をスクウェアの皆様はどうお考えでしょうか。
ちなみに各キャラについてのコメントは、
「VIIやVIIIの主人公のように精神異常でなければいいが」
「この顔はリノア?」
と言う具合に、ごく正常に翻訳されました。
ソフト発売前から世界中の人々の心を一つにまとめるインターナショナル企業スクウェア様ばんざい。
4月12日
私が好きな漫画家に、曽田正人という人がいる。
これまでの代表作は 『シャカリキ!』 『め組の大吾』。
いずれも “天才” をテーマにした熱い漫画だ。
題材が自転車ロードレースに消防官とやや特殊なため、メジャー第一線で語られることは意外と少ないが、ぜひ一読をオススメしたい作品である。 特に 『シャカリキ!』 の16、17巻と 『大吾』 の4〜8巻あたりは圧巻だ。
さて、その曽田正人が現在ビッグコミックスピリッツで連載中の作品が 『昴(すばる)』。
ところがこの作品、従来からのファンのあいだでも、どちらかと言うと評価は賛否両論。
主人公が少女だとか、題材がバレエとか、表面的な理由はあるだろう。
しかし実際のところは、 “天才” というテーマを描き続けていくうちに、
これまで 「ヒーローやヒロインが天才的な活躍を見せる」 という漫画の王道的展開が目を背けていたタブーを、オブラートに包まずに読者に直接ぶつけているからではないか‥‥私は、そう考えている。
『シャカリキ!』 において、何かにとり憑かれたかのような、脅威的なヒルクライム(登坂)の天才・テルとそのライバルたちの熱い闘いを描き切った曽田正人。
『め組の大吾』 では、もはや主人公と同等の人間は存在せず、大吾が相対するのは “災害” という障害であり、 それは最終的に自分自身との闘いへとつながっていく。
「他人が不幸に陥っている災害現場が活躍の舞台となる、悲しき天才」‥‥これが 『め組の大吾』 後半の主題である。
この時点ですでに、最新作 『昴』 の方向性は決まっていたのかもしれない。
“天才” に課せられた、第3の宿命 ―― 世間の人間たちとの闘い。
双子の弟の死と引き換えに、天授ともいうべきバレエの才を開花させた少女・宮本すばる。
“天才” でありながら、彼女の生活は安楽や栄光とはほど遠い。
彼女が求めているのはただただ純粋に 「バレエを踊ること」 のみであり、それを通じて得られる賞賛や成功すら、眼中にありはしないからである。
そして、ひとたび彼女がステップを踏む。
――その天上的な踊りは、ただ周囲を魅了するだけにとどまらない。
圧倒的な魔性の存在感は、同じ舞台に立つ者には強烈な劣等感と敗北感を与え、あるいは他者の我執や欲望を引きずり出し、
自分を含めた周囲すべての運命をねじ曲げていく。
だが彼女は本能的に知っている。 「与えられた才能を浪費することがいかに罪悪であるか」 を。
天才と呼ばれる領域で闘う以上‥‥望む望まざるに関わらず、他人にないものを受け取ってしまった以上、
他人を蹴落とし、常識や道徳を踏みつけ、あらゆるものを切り捨ててでも、“高み” に到達する義務があることを。
これこそが、曽田正人が 『昴』 で挑んだタブーである。
天才ではない我々読者にとっては、このテーマを受け取るときにある種の不快感を感じずにはおれない。
一方で主人公・すばるに感情移入しながらも、彼女の才能の前にどこかで屈服しなければならない一般人たちの気持ちも味わってしまうのである。
子供のころ、漫画の中の正義のヒーローやスポーツ選手に憧れを抱いた経験は、誰しもあるはず。
しかし、大人になってから、そのヒーローたちより自分が劣っているからといって劣等感を感じる人はいないだろう。
ここで考えてみて欲しい。
現実にそんな超人的な天才が、自分の身近、自分と同じ分野に存在するとしたら‥‥?
ひたすら熱く突っ走る漫画家・曽田正人は、このテーマにどんな結末をつけるのだろうか。
そして私はまた今週も、心のどこかにチクリとした痛みと不快感をおぼえながら、 『昴』 の続きが気になって仕方がないのである。
3月28日
私の好きな作家にダグラス・アダムズという人がいるのだが (著作は日本では現在絶版)たまたまネットでこんな記事を見つけた。
相変わらずのヒネくれたものの見方だが、やはり 「なるほど」 と苦笑する面も多い。
……ゲーム業界でも、このところずっとネットワークが注目しきりなのは周知の事実だろう。だが、ネットワーク対応ゲームというと、やはりこれまで売れてきたのがDIABLOやUOなどの洋モノRPGであるせいか、
現在進行中の企画を見ても、やたらルールが複雑でマニアックなものが多い気がする。
今のPC市場を見る限り、今こそライトなPCユーザーまでを対象に含めた、チャット感覚で軽く楽しめるようなネットゲームが必要なのではないかと思うのだが。
……こう書いて思い出したのが、昔FM-TOWNSで出されていた 『ハビタット』 という通信ソフト。キャラクター (=自分。顔や服装は変更できる) を操作して、架空の街を歩き回り、おしゃべりやイベントを楽しむという、RPG要素を抜いたUOみたいなソフトだったのだが、
つくづくあのマシンは10年ほど時代を先取りしすぎていたのだな、と。
当時の時点ですでにCD-ROMドライブと、グラフィカルなインターフェースのOSを標準装備していたしね。
IT革命IT革命と言われているが、“革命” と言う時点で、古いものを覆し、新たな価値観を創造するという作業は終わっている。『世界的なコンピュータネットワークの普及』という、革新的・進歩的・独創的な部分はすでに完了しているのだ。
言葉に踊らされ、無理に斬新なものや目新しいものを考え出そうとあがく必要なんてない。
いま求められているのは、目の前に切り開かれている新時代に合わせ、先人が積み重ねてきたものを洗い直す作業だろう。
技術が進歩した今だからこそ振り返り、先人たちが夢のままにあきらめてしまった数々の原石を拾い上げ、磨くべきだと思う。(ネットワークとは関係ないけど。この会社は舞妓さん育成SLG『京都舞妓物語』も企画中)
5月21日
5月19日
(プライバシー保護のため、映像にはボカシを入れてあります) 5月20日
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「あんた、ちょっとツラ貸しな」
「‥‥あ?」
「ボイス付きだからって調子乗ってんじゃないわよ!
7月発売? はっ、さぞかしお盆のころには
何十人何百人のあんたが有明に蠢くことでしょうよ!」
「ふん、過去のキャラがひがんでんじゃねーよ。
もっとも、テメーみたいに前作のヒロインに人気負けすることだってあるから
アタシも気をつけなきゃね。 ケケッ!」
「い、言わせておけば‥‥!
あんなのただ男性人気が、胸の強調度に正比例してるだけだっつーの。
どうせいずれはパイレーツと同じ末路よ!
あんたもどうせ “癒し系” 路線とか狙ってんじゃないの? もう古いんだよ!」
「テメーみたいな “天然イタイ系” もな!
釈ひとりでもうお腹いっぱいなんだよ!
イタイで思い出したけど、出番が欲しいんならサクノスの
『SHADOW HEARTS』 にでも出演してきたら?」
「ああ、クーデルカ2のこと?」
「おいコラ、SNKにとどめを刺したナイフの
柄の部分がクーデルカで刃の部分がネオジオポケットカラーだとか
滅多なことを口走んな!
静止画像は綺麗だし、CMも見たけど見事なもんだっただろうが。
あのスムーズなカカト落とし、なかなかああは作れねーよ。
‥‥で、あれはどこが作ったロボットなんだ?」
「人間だっつーの。 たぶんね。
そもそもクーデルカチームって某社を飛び出したグラフィッカー集団が メインのくせに、まだわかってないのかしら。
S級の3DCGを動かすにはS級の技術がいるんだってことに。
特にPS2じゃ、並のプログラムでは処理能力もVRAMも足りるわきゃないでしょ!」
「この場合の “S” は、どこの会社名の略?」
「聞くな。
あんたこそ、南国かぶれのついでに例のディズニー&スクウェアRPGで
アメリカのお子様層でもゲットしてきたら?」
「まだあきらめてなかったのかよ。
しかも 『スーパーマリオRPG』 から相変わらず方向性も改まってねーし。
ドナルドダックとグーフィーが、いつものまんまのアノ格好で
むりやり “王宮魔術師” と “騎士団長”ですとか言われてもな。
お前ら、お互いちょっとは歩み寄れや!」
「ま、アメリカ市場を舞台に、ポケモン任天堂と遊戯王コナミを相手にして
いつもながら飽きもせず日本ゲーム業界の代理戦争って、
ある意味、痛快だけどね」
「それにしても、今は各企業が好き勝手にやってるけど、
ゲームソフトって、国が外交や貿易のカードとして使ったら
ヘタな兵器よりよっぽど強力だよな」
「金銭効果もさることながら、子供の心に “何か” を刷り込むのに、
これほど適した媒体はないしね」
「‥‥勝てる! 勝てるぜ!
姐さん、アタシが間違ってたよ。
今は身内でいがみあってる場合じゃない!」
「そうね。 私も目が覚めたわ。
これからは力を合わせてアメリカを食い物にするのよ!」
「さすが外人に人気の姐さん、頼もしいや!」
「あんたも、オリエンタルな魅力で奴らを虜にしなさい。
さあ、行くわよ!」
新たな戦いに挑むことを決意した2人のヒロイン。
果たしてその戦いの行方はいかに。
(つづく)
(最近ここに来られた方へ注意: 当サイトのコンテンツに 「つづく」 と書かれている場合、
95%以上の確率で続きませんので、 予め御了承ください)
● 最近届いたメール(その1)
題名: ぱぁぱ(^^)
『おひさぁ〜 あのぉ、今日って? もしかして? もしかして?
29歳おめれとっ♪』
今日は誕生日なんかじゃないし、29歳でもないし。 まして 「ぱぱ」 と呼ばれるおぼえもなく、送信者にも心当たりはなく。
単身赴任中なのか、娘が一人暮しなのか、とにかくそういう心暖まる父娘のやりとりだと思いたいが、
29歳で、こんなメールを打つような娘がいるとは考えにくく。
相手の送球ミスとは言え、会話のキャッチボールをインターセプトしたままなのも気がひけるので 「間違ってます」 と返信したけど、その気まずいこと気まずいこと。
こんなメールを送られる男性が自分と良く似たメアドを使っているというのもなんだか複雑な気分。
て言うか、これで交信記録も残ってしまったので、間違っても最近増えてきたヤバイ事件なんかに巻き込まれないようお願いしたいです。 この女性の方。
● 最近届いたメール(その2)
「海中で息が出来たら、空を飛ぶ事が出来たら・・・。」
そんな想いが少しだけ叶ったような気がするお店です。
http://www.touch-net.net/yoru/
宣伝メールなのは理解できるが、この文章にはどういう意味があるのか。
店にいるのは地上外の生物ばかりと、遠まわしに従業員の女の子の悪口を書いているのか。 ダメだよ、そんなこと言っちゃあ。
どう見ても写真の首から上がすげ替わっているのは、見なかったことにしてあげるから。
『iモードもいっしょ』 24日発売記念ということで、これまで私のところに送られてきたトロメールの紹介を。
もともとこのシリーズって、トロたちのトンチンカンなメッセージが面白さのポイントなわけで、「うちのトロはこんなこと言ってました!」 という親バカ的なネタはすでに至るところで目にすることができるんですが。
それを考えても、最近のうちのトロはいくら何でもどうかと。
ガンダーラで、カイヤ川崎が しゃしんさつえいしているのを、ぐうぜん見ちゃったニャ〜
なんだかたのしそうだったニャ〜
ネコのひげをきるとね…
二度とトレジャーハンターが できなくなっちゃうのニャ〜
いやニャ〜
一生トレジャーハンターが できないなんて〜
‥‥このあたりはまだ、いかにもトロらしいメッセージだったんですが。
もう森総理とキスした?
もう森総理にだきしめてもらった?
もう森総理にプロポーズした?
ごめんなさい、トロさん!
好きな人を 「森総理」 と入力したのはほんの出来心です。 だからもうそろそろ許してください。
ネコを土にうめてね〜
ネコのなる木が生えるらしいのニャ〜
そ〜なったら
ネコたべほうだいなんだニャ
風水でネコとか…
犬鍋とかたべほうだいにできないかニャ〜
このあたりからだんだんおかしくなりはじめたトロさん。
すでに 猟奇 入ってきてます。
食うなよ。 しかも食べ放題で。
和田アキ子が とつぜん マラソン しだすとね…
すごく おそろしいコトがおこる まえぶれなんだって…
このトロさんは、「和田アキ子」 もお気に入りらしく、
和田アキ子は、はらじゅくで夜中アルバイトをしているらしいニャ〜
しかも日を追うごとになんだかストーカー的興味に発展していっています。 勘弁してください。
学校の中で投身自殺したコトってある?
おフロの はいすい口が つまりぎみになったらね…
やかんで 血を わかして〜
はいすい口に ながしこむといいらしいニャ!
でもね…
たま〜に 血を ながしこむとき…
「あつい!」ってこえが きこえてくるらしいニャ!
すみません、トロさん。
最近、あなたからのメールを開くのが本気で怖いです。
和田アキ子をまるまるとふとらせたらおいしいかニャ?
なんだか犬鍋味がしそうだけどニャ〜
あぁ、とうとう‥‥。
せっかくですが、犯行に及ばないうちに登録解除しちゃっていいですか、SCEIさん。
5月16日
ポケモングッズをおまけに付けて、必死でマクドに対抗していたロッテリアが、またまたデジモンに乗り換えるようです。 意外なところで行われていたゲーム戦争。 (数年前にデジモンからポケモンに乗り換えたのに)
どうせ今やるなら、遊戯王のオリジナルカード20種ぐらいをランダムで付けるようにすればもっと効果があると思う。あんなの単価は安いもんだしね。
デジモンとファーストフードと言えば、先日紹介した子供の敵アルケニモンことステキさん。
例のメル友から送られてきた写真を職場のシュレッダーにかけたりしていたステキさんですが、かつてファーストフード店内でどういうわけか近くにいた若者にガンを飛ばされ、持っていたコーヒーを相手に頭から浴びせたというエピソードを持つ鉄腕ガール。
さすが、前に原チャリを車にぶつけたとき、修理費をちゃんと出したにも関わらず相手が調子に乗って不当な慰謝料を吹っかけてきたのに怒り、
相手の奥さんに「あの人と別れて!」と嫌がらせの電話をかけた挙句、法律問題に詳しくコワモテな友達の父親に頼み込んで ヤクザのふりをして話し合いに同行してもらい、逆に相手に謝らせただけのことはあります。
世の中には、決して怒らせてはいけない人がいるのです。
私自身のファーストフード店の思い出と言えば、やはりナンパ未遂事件でしょうか。
そのころ長髪を後ろで束ねていた私は、店内で文庫本など読んでいたのですが、仕切りを挟んで向こうに座っていた若い男の二人連れが、こんなことを話し始めたのです。
「なあ、向こうに座ってる子、スゲェ可愛くねえ?」
そう聞くとやっぱり多少は気になるのが人の性。それとなく周囲に目を配ってみましたが、他には誰もいません。
(‥‥俺?)
仕切りのせいで顔しか見えないとは言え、いくらなんでもそれはないだろう、と思いましたがどうやら間違いなさそうです。
そりゃ一学年下の後輩からも 『女の子』 とか陰口を叩かれたりしてたけど (陰口の理由:3年なのに2年の授業に潜って遊んでいたから) 、まさかナンパされるなんて、美しさは罪ね。 それはともかくこれって逆ナンと言うんだろうか。 逆でもないよな。
‥‥とかバカなことを考えつつ、声をかけられたらどうリアクションすればいいのかと内心ドキドキしながらも聞こえなかったふりをしていると、彼の連れが一言。
「あれ‥‥男じゃないの?」
「えっ‥‥」
絶句してしまった彼が、同じ男として非常に哀れで。
彼らが店を出て行くまでずっと本から目を離さず知らん顔を続けたのは、男の情けというやつです。
男です。 本当に。
5月14日
There is nobody.
‥‥英語じゃ、 「誰もいない」 とは言わない。 「“いない人” がいる」 と言うんだ。
初めてそう習ったとき、なんておかしな言語なんだろうと思った。
だけど今は、不思議と実感できる。
この目も耳も、腕も指も唇も、すべてが君をおぼえているのに。
ここには君の透明な輪郭だけが残っている。
誰もいないのではなく、 “ここにいない君” がいる。
There is nobody.
えー、オチはありません。
「誰が書いたの?」 「ツッコミ待ちですか?」 とかも言うな。
いいじゃん、たまにはこんなの書いたってよう。
突然だが、私の愛読漫画・ギャグ編。これを読んでいない人とは完全に心が通じ合えません。
◆ 『すごいよ! マサルさん!!』(集英社・うすた京介)・・・説明不要。
◆ 『エクセル・サーガ』(少年画報社・ヤングキングOURS連載・六道神士)・・・世界征服を前提とした市街制服を企む秘密結社に仕える少女エクセルの、
正義(危険思想)と平和(=敵の消去)と陰謀(被害妄想)と宿敵(国家公務員)と権力者(ヒゲ)とアルバイト(生活苦)と非常食(犬)の物語。「神様仏様、もしこの世にいるのなら・・・お前ら絶対 敵だーーーーーっ!!!」
◆ 『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(エニックス・少年ガンガン連載・金田一蓮十郎)・・・ジャングルの小さな集落で暮らす少年ハレの家に、ある日とつぜん謎の少女(と言うか、本当に人間かどうかすら不明)グゥが現われる。
一見ありがちな展開の中、少女にもてあそばれることにより純粋な少年が汚れた大人へと成長していく姿をほのぼのとしたタッチでシビアに描いた世紀末ホームコメディ。って何が何だか。
◆ 『逆境ナイン』(徳間書店・島本和彦)・・・「甲子園で優勝できなければ即・廃部!」 大風呂敷を広げてしまった野球部キャプテン、不屈闘志(←名前)。数々の苦難を全力で乗り越えて、ついに迎えた地区大会決勝。エース不屈の第一球。しかし彼は相手打者のピッチャー返しを顔面に受けていきなり昏倒してしまう。
目覚めたときはすでに九回表。スコアは112対3。
猛反撃を開始するも、返しても返してもなかなか減らない109点差。果てしない攻撃に、ナインは一人また一人と倒れていく。・・・来たッ!! これが逆境だッ!!!
飛行機があれだけ高く飛べるのは、すさまじいばかりの空気の抵抗があるからこそなのだ!
◆ 『極楽りんご』(朝日ソノラマ・林正之)・・・「俺がエリツィンだ! 北方領土を返すぜ! ウソだけどな!」ウソつきのりんご君と和尚と蘭丸の物語。そうとしか書きようがありません。
「もし勝てたら、褒美にこの “ゼンマイで走る仏像” をやろう」
「わぁ、すごい! もし負けたら?」
「罰として “ゼンマイで走る仏像” を持って帰れ」
「・・・先生、ホントはそれ捨てたいんじゃないですか?」
殺伐とした事件が続く「時はまさに世紀末〜」な今日この頃だが、相変わらず少年が犯罪を起こすとすぐゲームのせいにする輩がいる。人間は常に周囲のものに影響を受けながら生きているのだから、そりゃあゲームの影響だってゼロとは言い切れないだろう。
しかし同様に小説やTVから受ける影響、そして何よりも世の中やまわりの大人たちの影響を無視してはいけない。
要するに、世の中が救いようが無いほどつまらなくて、自分自身が生きることに喜びを見出せないから、
行動にブレーキも効かないし、他人をひと思いに殺してあげることにもさほど罪悪感をおぼえないのだろう。自分だっていつ死んでもいいと思ってるんだから。
そもそも、まるでゲームのせいで少年犯罪が増えているかのように語られることが多いが、それはウソというものだ。わかりやすく他のことに例えてみよう。
「交通事故の発生件数は、100年前と比べ数万倍、あるいはさらにケタ違いの数にまでふくれあがった。
これは、この100年間で人間の性格が、はるかに粗野で狂暴になったことを示している」
この論理がおかしいことは誰でもわかるだろう。これはもちろん、100年前と比べて自動車の数が爆発的に増えたからである。
そう、近年 ゲーム人口そのものが急増しているのだ。当然、その中でたまたま犯罪を起こしてしまった少年の数も増えていることだろう。むしろ増えていなければおかしい。たとえば、これと全く同様に、
「携帯電話を持っている少年の犯罪」「キシリトール入りのガムを噛んでいる少年の犯罪」「モーニング娘。のファンの少年の犯罪」
・・・なども、一年前と比べて爆発的に急増しているはずだ。
そしてこのデータから、「モーニング娘。の歌は少年犯罪を誘発する」という、久米宏がニュースステーションで口走りそうな無茶苦茶な仮説を立てることも可能。
(信じるヤツはいないと思うが)
また、逆の視点から見て、たとえば不幸にもガンにかかってしまった中高年というワクの中でも、(『電車でGO!』などの影響で)ゲームにハマっていた人は増えてきているだろう。
つまりゲームには発ガン性があると言える。 わぁ大変だ。 ・・・・なんでやねん。
要するに、問題は絶対数ではなく、あくまでパーセンテージなのだ。どうやら、専門家のちゃんとした研究結果が出るまで、素人は余計な口出しをしないほうがいいようである。
TVでオウム関連の裁判を見て、ちょっと昔のことを思い出した。数年前、某・手かざし系宗教の自主出版物を見せられた時のこと。(ちなみに私は今も昔もその団体とは無関係なので誤解なきよう)
その出版物には、ちょうど最近話題の『買ってはいけない』のように、様々な食品に対する批判が書かれていた。農薬や、輸入問題などについて触れられているうちはまだ良かったのだが、目を疑ったのがファーストフード批判の項。
まさか今時、「マ○ドナルドの肉はネズミ肉」とか信じている人がいるとは思わなかったよ。
・・・食用にネズミを養殖しているとか言うのならまだしも説得力があるのだが、
その本によると、ファーストフードのハンバーガーの原材料はオーストラリアの農作地に出没する野ネズミだという。もちろん捕まえるのは手作業らしい。
おいおい。わざわざ一匹一匹ネズミを手でつかまえて肉にするぐらいなら、普通の牛肉を使った方がよっぽどコストが安いだろうが。
そもそも、ネズミ一匹からハンバーガー2個分の肉が取れるとして、いったい日本の分だけで
一日あたり何百万匹のネズミを捕まえなければいけないのか?
盲信は論理的思考力を奪うという好例だ。
「お腹すきましたねー。マックでも行きます?」「は? いま何て言うた?」
「いや・・・マック・・・」
「アホが。マクドナルドの略称はマクドや、マクド! 郷に入っては郷に従えと言うやろ。敬語以前に、関西人と話すときの最低限の礼儀と心得ろ」
「そ、そういうもんですか」
「この単語で敵と味方を判別するからな、関西人は。この辺りならまだいいが、梅田の人混みの中で “マック” とか口にしてみろ。いきなり背後から金属バットでツッコまれても文句は言えんぞ」
「それってタダの通り魔じゃあ・・・」
「関西をなめんな。マジやぞ」
「いやしかし実際、マックと略してどこが悪いと言うんです?」
「あのなー。マック(Mc)ってのは<〜の息子>っていう意味を表す接頭語や。マクドナルドをマックって略すんは、言うたら関東を “関” と略すんと一緒。まるで意味をなさん。マクドと略すほうがよっぽど筋が通ってる」
「いやでも、関西新国際空港は “関空” って略してるじゃないですか」
「アホ。関東空港なんていう空港はないからエエんや。世界中にマックで始まる名字がいくつあると思てんねん。
・・・お前らはアレか、八百屋のマクミラーさんも葬儀屋のマッカーサーさんもみんなマック呼ばわりか? トマトとキュウリとレタスをセットで売ったり、フレッシュマック(flesh=人体)でも作れば満足なんか!」
「いや、だってマクドナルド自身もマック何とかってよく言ってるし・・・」
「自分で言うてたらそうなんか? じゃあ お前は浜崎あゆみを“あゆ”って呼ぶんやな?」
「彼女の歌はわりと好きですが、それだけは勘弁してください。
そういうあなたこそ、呼ばれたくもないのに “ウルフ” と呼ばれる高橋由伸の気持ちをわかったほうがいいですよ」
「巨人の話はするな」
その他の地域にお住まいの方へ。関西人とは本当にこういう人種です。
最近コンビニに行くと、エビアンだとかヴォルヴィックだとかいう飲料水のペットボトルをよく見かける。何でも、外国からわざわざ輸入しているらしい。ヨーロッパのあたりなんかでは、地盤の関係で飲めない水が多く、ずっと昔から飲料水は店で買うのが当たり前だったのだ。
中世でも、遠く離れた湧き水や泉などまで水を汲みにいくことも珍しくなく、だからこそ「腐らない水」であるワインなんかが重要視されたワケだ。水に恵まれた国である日本とはそもそも事情が違う。
だいたい、海外からはるばる輸送しても採算が合うということは、それだけ消費者からボったくっているか、あるいは現地では安物というコトじゃないか?
新鮮かつ、輸入などに余計なコストを使っていない近場の「おいしい水」でも買ったほうがよほど信頼がおけると私は思う。肉や米は国産でないとイヤがるくせに、水だけ外国産の物をありがたがるのもおかしな話だ。
他人の好みに文字どおり水を差すのもアレだけど。
昨日の『リング』の話、私は原作を読んでいないのでこういうことを書くのも何だが、あの “呪い” とやらはけっきょく何なのだ?
どんな怨念があるにしろ、それを何十年もたってから、何の関係もない現代の人間にぶつけてどうなるのだろう。
いったい何がやりたいわけ、貞子サンは?
ホラー作品をこういう観点から見ること自体、間違っているのかもしれないけど。
だいたい私はこういう、悪役の行動に意味も必然性も感じられず、ただなんか悪くて怖いだけという話が大嫌いなのだ。RPGでもそうだ。たとえばあの魔女アルティミシア。
自分以外の全てが滅んだ世界を支配して何が楽しいのか。封印されてるのと一緒じゃん。
もっとありがちになると、単純な権力欲だけで世界征服をたくらむ悪の皇帝というヤツがいるが、これはもっといただけない。
一国の支配者クラスになれば、人間の欲望の大半は実現できるはずで、それ以上を求めても犠牲と苦労が増えるだけで見返りはないと思う。世界全体を治めるのなんて大変だし。
私個人の好みで言わせてもらえば、その悪の皇帝の腹心の腕利きの参謀とかいうポジションがベストだ。
そこそこ権力もふるえるし、現場も仕切れるし、裏で陰謀をはりめぐらせたりして楽しそうだ。
暴虐な皇帝の横で、表面上はフォローにつとめ、良い子ヅラをしてみたり。
そうそう、それにトップに立っちゃうと寝返れないしな。
あ、そうか。ありがちな悪役が嫌いなのは、自分のほうがもっと腹黒いからか。納得。
「君の無能ぶりには失望したよ。
そんな手ぬるいやり方で、理想が達成できると思っているのかね?
……もういい、上のほうには私から報告しておこう。 さっさと消えたまえ」
オイシイなぁ、参謀。 (あこがれ)